顎関節症 このような方が対象 顎が鳴る口が大きく開かない顎が痛む等 当てはまる場合は、顎関節症の疑いがあるかもしれません。顎関節症について詳しく解説した以下の内容をご覧ください。 顎関節症とは? アゴの関節に生じる障害で、大きく「顎外症」と「顎内障」に分類されます。「顎外症」は、咀嚼筋、関節包、靱帯などの障害です。 以下のうち、少なくとも1つ以上が当てはまる場合、顎関節症と診断されます。 顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)に痛みがある顎関節に雑音がある開口障害や顎運動異常を主要症候とする障害が起こっているよって、たとえば「かみ合わせに違和感がある」「首や肩が凝る」といっただけでは、顎関節症とは診断しません。 要因はさまざまありますが、近年とくに多いのは、精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、咀嚼筋(そしゃくきん)や顎関節の負担を増加させるなど、精神的要因と咬合要因が関係し合ったケースです。改善のためには、以下のことを意識する必要があります。 日常でストレスをため込まないアゴに良くない習慣やクセをなくす 続いて、顎関節症の治療内容を解説します。 治療内容 顎関節症の治療には、大きく分けて2種類あります。保険内の治療である「マウスピース治療」と、自費治療である「咬筋ボツリヌストキシン治療」です。 以下、それぞれ解説します。 ①マウスピース ※保険適用 上アゴあるいは下アゴの歯列にマウスピースを装着した状態で就寝することで、睡眠中の食いしばりによる顎関節や筋肉への負担を軽減させます。なお、この治療で用いるマウスピースは「スプリント」とも呼びます。 効果的な治療法ですが、中には「マウスピースを使用しても改善しない方」や「どうしてもマウスピースに慣れない方」もいらっしゃいます。そのような方には、次にご紹介する「咬筋ボツリヌストキシン」という自費治療がオススメです。 ②咬筋ボツリヌストキシン ※自費治療 「ボツリヌストキシン」と呼ばれる有効成分を「咬筋」という噛むための筋肉に注射し、働きを抑えることによって顎関節症を改善する治療法です。 近年よく耳にする「ボトックス注射」も同じ原理で、ボツリヌストキシン注射によって筋肉の動きを抑えることでシワを防いでいます。 ボツリヌストキシンは、注射した部位で局所的に効果を発揮します。そのため、咬筋以外の筋肉まで弛緩してしまうといった心配はありません。 よくある質問 Q:自然に治らないの?A:自然治癒を期待するのではなく、医師の診察を受けることをオススメします。 普段の生活におけるクセやストレスなどが影響していることが多いため、自然に治るのは非常に難しいでしょう。できるだけ早期に医師の診察を受けることをオススメします。 Q:治療中に痛みはありますか?A:痛みはほとんどありません。注射前に対象箇所を十分にアイシングしたうえで、極細の注射針で注射します。そのため、針を刺す際にはほとんど痛みを感じません。薬液を注入する際に鈍い痛みを感じる場合もありますが、程度は弱く、時間もほんの数秒間です。どうしても痛みが苦手だという方は、麻酔を使用することもできます。 Q:治療期間はどれくらいですか?A:即日終了します。治療後のダウンタイムはなく、そのまま日常生活を過ごせます。ただし、ボツリヌストキシンの効果が患部以外に広がらないよう、数日間は頬のマッサージを控えてください。また、治療前後3か月以内に妊娠を控えている方や、妊娠中・授乳中の方には治療できません。 咬筋ボツリヌストキシン治療の流れ ①カウンセリング 歯列や噛み合わせの状況を確認し、気になる症状や歯に関するお悩みをうかがいます。 ②検査 アゴのズレを分析し、症状との関係性や原因について詳しくお伝えします。 また、咬筋ボツリヌストキシンが適用できるかを診断するとともに、適切な治療方法と治療費・治療期間等の必要事項をご説明します。 ③(必要に応じ)緊急性を伴うむし歯等の治療 緊急で治療しておくべき歯のトラブルが見つかれば、咬筋ボツリキヌストキシンを実施する前に対応します。 ④咬筋ボツリヌストキシン実施 注射を実施します。 極細の注射針を使うため、痛みはほとんど感じません。 ➄治療完了注射が終わり、治療完了です。 費用 咬筋ボツリヌストキシン33,000円
顎関節症 このような方が対象 顎が鳴る口が大きく開かない顎が痛む等 当てはまる場合は、顎関節症の疑いがあるかもしれません。顎関節症について詳しく解説した以下の内容をご覧ください。 顎関節症とは? アゴの関節に生じる障害で、大きく「顎外症」と「顎内障」に分類されます。「顎外症」は、咀嚼筋、関節包、靱帯などの障害です。 以下のうち、少なくとも1つ以上が当てはまる場合、顎関節症と診断されます。 顎関節や咀嚼筋(そしゃくきん)に痛みがある顎関節に雑音がある開口障害や顎運動異常を主要症候とする障害が起こっているよって、たとえば「かみ合わせに違和感がある」「首や肩が凝る」といっただけでは、顎関節症とは診断しません。 要因はさまざまありますが、近年とくに多いのは、精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、咀嚼筋(そしゃくきん)や顎関節の負担を増加させるなど、精神的要因と咬合要因が関係し合ったケースです。改善のためには、以下のことを意識する必要があります。 日常でストレスをため込まないアゴに良くない習慣やクセをなくす 続いて、顎関節症の治療内容を解説します。 治療内容 顎関節症の治療には、大きく分けて2種類あります。保険内の治療である「マウスピース治療」と、自費治療である「咬筋ボツリヌストキシン治療」です。 以下、それぞれ解説します。 ①マウスピース ※保険適用 上アゴあるいは下アゴの歯列にマウスピースを装着した状態で就寝することで、睡眠中の食いしばりによる顎関節や筋肉への負担を軽減させます。なお、この治療で用いるマウスピースは「スプリント」とも呼びます。 効果的な治療法ですが、中には「マウスピースを使用しても改善しない方」や「どうしてもマウスピースに慣れない方」もいらっしゃいます。そのような方には、次にご紹介する「咬筋ボツリヌストキシン」という自費治療がオススメです。 ②咬筋ボツリヌストキシン ※自費治療 「ボツリヌストキシン」と呼ばれる有効成分を「咬筋」という噛むための筋肉に注射し、働きを抑えることによって顎関節症を改善する治療法です。 近年よく耳にする「ボトックス注射」も同じ原理で、ボツリヌストキシン注射によって筋肉の動きを抑えることでシワを防いでいます。 ボツリヌストキシンは、注射した部位で局所的に効果を発揮します。そのため、咬筋以外の筋肉まで弛緩してしまうといった心配はありません。 よくある質問 Q:自然に治らないの?A:自然治癒を期待するのではなく、医師の診察を受けることをオススメします。 普段の生活におけるクセやストレスなどが影響していることが多いため、自然に治るのは非常に難しいでしょう。できるだけ早期に医師の診察を受けることをオススメします。 Q:治療中に痛みはありますか?A:痛みはほとんどありません。注射前に対象箇所を十分にアイシングしたうえで、極細の注射針で注射します。そのため、針を刺す際にはほとんど痛みを感じません。薬液を注入する際に鈍い痛みを感じる場合もありますが、程度は弱く、時間もほんの数秒間です。どうしても痛みが苦手だという方は、麻酔を使用することもできます。 Q:治療期間はどれくらいですか?A:即日終了します。治療後のダウンタイムはなく、そのまま日常生活を過ごせます。ただし、ボツリヌストキシンの効果が患部以外に広がらないよう、数日間は頬のマッサージを控えてください。また、治療前後3か月以内に妊娠を控えている方や、妊娠中・授乳中の方には治療できません。 咬筋ボツリヌストキシン治療の流れ ①カウンセリング 歯列や噛み合わせの状況を確認し、気になる症状や歯に関するお悩みをうかがいます。 ②検査 アゴのズレを分析し、症状との関係性や原因について詳しくお伝えします。 また、咬筋ボツリヌストキシンが適用できるかを診断するとともに、適切な治療方法と治療費・治療期間等の必要事項をご説明します。 ③(必要に応じ)緊急性を伴うむし歯等の治療 緊急で治療しておくべき歯のトラブルが見つかれば、咬筋ボツリキヌストキシンを実施する前に対応します。 ④咬筋ボツリヌストキシン実施 注射を実施します。 極細の注射針を使うため、痛みはほとんど感じません。 ➄治療完了注射が終わり、治療完了です。 費用 咬筋ボツリヌストキシン33,000円