からだ本来の機能を取り戻す
子供のマウスピース矯正

小児矯正のプレオルソとは?

小児矯正のプレオルソとは、日本発の比較的新しい歯科矯正の治療法です。まだ骨の柔らかい3歳から12歳ごろまでの時期に、マウスピース式の矯正装置で矯正を行います。

さらに、併行してトレーニングを取り入れることで、舌・頬・唇の筋肉のバランスを整え、歯並びを改善していきます。

プレオルソの特徴

取り外し可能

取り外しのできないワイヤー矯正と違って、プレオルソではマウスピース型の器具を装着します。食事の際にも取り外しが可能で、保護者の方が簡単に日々のメンテナンスを行うことができます。

装着時間が短い

就寝中の女の子

プレオルソの装着時間は短く、就寝時の装着が基本になります。幼稚園や保育園、小学校に装着していく必要がありません。可能ならば、帰宅後に1時間以上装着できれば、さらに高い効果が期待できます。

痛みが少ない

笑顔の男の子

小さなお子さまにとって、痛みは治療モチベーションを下げる原因にもなります。しかし、プレオルソではシリコン素材の柔らかいマウスピースを装着するので、治療時の痛みを少なくすることができます。

小児矯正のメリット

①抜歯のリスクがなくなる

小児期はあごの成長期を活かして、歯を移動することで永久歯が生えるスペースを作り出すことができます。そのため、後に矯正が必要な場合でも抜歯のリスクを減少させられます。

②後戻りの可能性が軽減

小児矯正では、顎の骨を広げて永久歯が並ぶスペースを確保します。発育に合わせてベースとなる顎の骨を広げるので、永久歯が自然と正しい位置に生え、せっかく整えた歯が後戻りしてしまう心配が少なくなります。

③Ⅱ期治療の短縮化

小児矯正を行うことで、永久歯が生えるスペースを確保しながら、あごの成長もコントロールできます。そのため、Ⅱ期治療の期間を短縮させたり、Ⅱ期治療自体を不要になることもあります。

④コンプレックスの解消

子供の時期に歯並びを改善しておくことで、歯並びや顔のバランスの悪さなどのコンプレックスを解消することができます。健康な歯に手に入れるだけでなく、自信がつきます。

マウスピースの使用方法

マウスピース矯正の使用方法
夜間の就寝時と、日中1時間程度の装着です。通常1年で劣化するので、1年毎に交換します。効果が認められる場合は約1〜2年装着することが多いです。
プレオルソで明らかな効果が認められない場合は、本格的な1期矯正(床矯正など)に移行します。

治療の流れ

① 相談・カウンセリング
お子さまの歯並びに関してのお悩みに対してのご相談をお聞かせください。日ごろの生活習慣や癖など、治療に関して必要な内容のカウンセリングを行います。
② 診察・精密検査
お子さまの歯並びがどのような状態なのかについて、歯科医師による診断を行います。さらに、虫歯の有無についてもチェックします。
③ 治療開始
治療内容や費用についてご納得いただければ、治療開始となります。
④ 歯型取り(必要があれば)
プレオルソは既製品のマウスピースを使用するため、歯型の採取をしなくても治療を行えます。しかし、必要があれば、歯形取りを行う場合もあります。
⑤ 治療開始
プレオルソの装着を開始していただきます。併行して行うトレーニングについてのご説明もさせていただきます。
⑥ 通院・調整
1ヶ月に1回程度、歯の移動状況などを確認するため通院していただきます。治療が進むにつれて、通院の回数も少なくなっていきます。

料金

項目費用(税込)
簡易検査無料
矯正装置66,000円